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6/16(金)映画館原理主義宣言powered by 東京工芸大学 開催決定!

動画配信サービスの普及により、どこでもいつでも映画が鑑賞できる時代となりました。「ながら視聴」や「倍速再生」など、思い思いの楽しみ方が広がったのは便利でもありますが、コンサート・ホールでオーケストラの交響曲を聞く時のように、スクリーンで上映される映画を見る楽しさは、他の映像体験に変えられるものではありません。「映画館原理主義宣言」は、動画配信サービスを否定するものではありませんが、映画館で映画を楽しむという原点を大切にしたいという主旨でスタートします。
この「映画館原理主義宣言」の旗印の下に、東京工芸大学芸術学部映像学科の 3 年生が、映画の上映企画を立案しました。学生から提出された9本の企画の中から、学生自身による投票で3つの上映企画が選抜され、池袋HUMAXシネマズのスタッフと相談しながら、各企画から精選された3本を上映する運びとなりました。この機会に是非、学生の推し作品を映画館でご覧ください。(東京工芸大学)

概要

日程

6/16(金)

上映作品・時間

『あのこは貴族』 13:00(15:09終了予定)
『21 ジャンプストリート』 19:00(20:54終了予定)
『哭声 コクソン』 15:30
 ※上映後、山川直人監督(東京工芸大学元教授)のトークショーがございます。(18:41終了予定)

料金

『あのこは貴族』『21 ジャンプストリート』
一般1,500 円、大学生以下1,000 円、シニア1,200 円

『哭声 コクソン』の回 (トーク付き上映入場料 )
一般1,900 円、大学生以下1,000 円、シニア1,200 円

※招待券やポイント鑑賞など無料鑑賞は不可

チケット販売

劇場販売 

オンラインチケット

5月19日(金) 0:00(=5月18日(木)24:00)より

 ▼ 池袋HUMAXシネマズ

窓口販売

5月19日(金) 劇場オープン時より

※オンライン販売で完売した場合は、窓口販売はございません。

上映作品

『フェミニズム、シスターフッド』より

『あのこは貴族』
2021 年、日本、監督:岨手由貴子、原作:山内マリコ、出演:門脇麦、水原希子、124 分、配給:東京テアトル、バンダイナムコアーツ

東京育ちのお嬢様で婚活に奔走する華子と、地方出身で上京してきた美紀。ちがう世界、ちがう考え方で生きてきた 2 人が、東京の街で偶然出会う。女性として生きる上でのしがらみ、うまく呼吸ができなくなるような息苦しさ。そんな社会で生きる私たちは、繋がることができる。華子と美紀や周囲の人々のように、無限に連なる世界のどこかで並んで歩くことができるのだ。ありのままの自分を優しく抱きしめ、愛して良いのだと思える作品。(推薦:當山直花)


『韓国ノワールを追う』より

『哭声 コクソン』곡성(The Wailing)
2016 年、韓国、監督・脚本:ナ・ホンジン、出演:ファン・ジョンミン、クァク・ドウォン、156分、配給:クロックワークス

スリリングなクライム・サスペンス『チェイサー』と『哀しき獣』を手掛けたナ・ホンジン監督の長編第 3 作。田舎の村に突如現れたよそ者、その男の奇妙な噂が広まると同時に、不可解な殺人事件が多発する。湿った緊張感の中で錯綜する情報に翻弄され続け、先の読めないまま、深い疑惑と不信が残る暗いところへ連れて行かれるあっという間の2時間 30 分。「わからない」が面白い、ダークでパワフルな韓国映画の傑作。(推薦:鈴木凛太郎)

國村隼様よりコメントを頂きました!

コクソンが日本で公開されて、早いもので6年が経ちました。最初は全国で上映館が1館のみと聞いて、韓国では既に700万人の観客動員の後でしたので、その日韓の落差に驚いたのを覚えております。その後徐々に公開映画館も増え、日本中であのナ・ホンジン監督の世界観を強烈なインパクトとともに受け止めて貰えました。私にとっては苛烈な撮影でしたが、お陰で忘れられない作品と出会えました。これからも皆さんと《コクソン》を折に触れ語っていければと思います。』


「アメリカン・コメディ特集~名作! DVDスルー作品の逆襲」より

『21ジャンプストリート』21Jump Street
2 012 年、アメリカ、監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー 出演:チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル、109 分、配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント

『LEGO Ⓡムービー』や『スパイダーマン:スパイダーバース』で知られる天才コンビ(ロード&ミラー)が送る、全世界で2億ドル(270 億円)超の興収記録を上げた大傑作コメディ ! 警察官となった元同級生の二人が、ドラッグ密売の横行する高校に潜入捜査 !「センス抜群のギャグ」と「ラブ・ロマンスでは片付けられない主演二人(C・テイタム&J・ヒル)のイチャイチャ」が、爆笑と感動を巻き起こす。劇場初公開。(推薦:尾崎秀治)