時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)。
累計発行部数8700万部超の大ヒットを記録している原作だが、その壮大なスケールから実写化不可能と言われていた。しかし、2019年に映画『キングダム』が封切られると、邦画史上最大級のスケールで描かれた本格エンターテインメント超大作として多くのファンの支持を獲得し、興行収入57.3億円を突破。その年の邦画実写作品で見事No.1に輝き、数々の映画賞にも選出されるなど映画界に大きなインパクトを与えた。
続編を望むファンの熱意に後押しされ、プロジェクトを再始動するが、その矢先に、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるう。当初の制作体制から大きな変更を余儀なくされ、かつてない環境に置かれた製作スタッフやキャスト陣。それでも続編にただならぬ思いを募らせており、その火は決して絶えることはなかった。撮影は厳戒態勢の中、2020年6月から段階的に日本各地や中国などにて行われ、ついに2021年10月にクランクアップ。
前作から3年の時を経て、更なるスケールへとパワーアップを果たし、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』としてスクリーンに帰ってくる!!
前作に引き続き、佐藤信介が監督を務め、脚本は黒岩勉と原作の原泰久が担当。原作者自らが考案した映画オリジナルのシーンやセリフが加筆され、映画ならではの「キングダム」が構築された。
主人公の信役に山﨑賢人、嬴政役に吉沢亮、河了貂役に橋本環奈、王騎役に大沢たかおと豪華キャスト陣が再集結。そして、今作のキーパーソンである羌瘣を演じる清野菜名をはじめ、「伍」の仲間達(尾平:岡山天音/尾到:三浦貴大/澤圭:濱津隆之)や秦軍の総大将・麃公を演じる豊川悦司など錚々たる顔ぶれの俳優陣の参戦が決定。さらには、呂不韋役に佐藤浩市、昌平君役に玉木宏と、日本を代表する俳優の出演も続々と発表され、来たる映画公開への期待感が過熱している。
主題歌は、日本を代表する国民的バンド・Mr.Childrenが担当。命をたぎらせる強いメッセージが込められた楽曲「生きろ」が、希望に溢れる旋律とともに本作に新たな世界を吹き込む。
超大作にふさわしいキャスト・クリエイターの最強布陣で新たなステージへ。映画『キングダム』が魅せる夢の続きがいま、はじまる。