「え、代々木忠って誰ですか?」
そう、劇場の支配人に尋ねたのはちょうど一年前くらいだったかなぁ。
昨年公開した愛染恭子さん主演の「奴隷船」公開中、トークイベントという形で
代々木忠監督にお越し頂くまでは、存在すら知らなかったそんな私・・・。
いつもは支配人(男性・ヨヨチュー信者!)が
更新しております「YOYOCHUブログ」、
今回は女子(エロ、ど素人)目線で書かせていただきます!
エロ映画が比較的多い銀座シネパトスでかれこれ2年半くらい働いていますが、
やっぱりその度に嫌だな?、と思ってしまうのは、これ仕方ないと思うのです。
まだまだ世の中の大半の女性はAV・エロに対して偏見を持っているのです。
そう、どんなに熱く語られても、たとえ好きな人が興味があるものだとしても、
男性が熱くなればなるほど、世の女性陣はドン引きしていくのですよ。あはは。
支配人が「代々木監督の作品は他のAVとは違って、なんだかんだ・・・」と
熱く語ってくれはしましたが、いやはや何が違うんだ、エロはエロやないか!と。
そんなエロに対して偏見の塊だった私が実際映画を見て、面白いと思ったのです!
ちょいちょい、きついシーンもあったけれどドキュメンタリー作品として面白かった。
過去の出来事、AVの普及、そして代々木忠という人物。
監督の作品はただの男性の“道具”ではなく女性を大切にしている作品なのです!
男女の感性の違いを追及し、2人が共に分かち合うことでより深い愛情が芽生えると、
そういう事をSEXを通して訴えかけているのが代々木監督の信念なのか!と。
ちょっと・・・偉そうに語りましたが、そう感じました。
しかし、いくら「この作品はただのエロとは違って興味深いので観に来て下さい!」
と文章で綴っても、やはりエロはエロ。他の作品とは違うなんて
伝わらないんだろうなぁと思っています。たとえ、少しでも興味を持ったとして
観に来るまでには至らないのかなぁと考えてしまいます。
先日、初のレディースデイを迎え、場内にレディースシートも設置し、万全の体制で臨みました。
多いとは言えませんが1人で来られる女性のお客様がちらほら!
おお!こんなアングラ劇場に女子一人で来る勇気・・・。
女子にはコーヒーサービスしてあげたいくらい、心からありがとう!
お客様が帰られる時に、一人の女性が私に話しかけてくれました。
「勇気出して今日来たんです。見れて良かった!
心の中のもやもやがスッキリしました!この作品の感想ブログに
書こうと思ったんですけど、どんなに書いても伝わらないですよね。
友達の女性にススメたいけど、どうやって伝えようかなぁ。
観てもらわないと分からない感動がありますね。
すみません、長々と。誰かとお話したかったんです。」
・・・そうです。これです。
まだまだ女性のお客様は少ないけれど、それでも興味を持って観に来てくれて、
観てよかった!と言ってくれる。そんな女性が増えてくれたらいいな、という思いを込めて、
今日もレディースシートをせっせと設置しております。