 |
■堺雅人=真柴少佐役
自分でも消化しきれないくらい大きな作品に参加したんだなあ、という気持ちです。
20人の少女たちとの共演は、楽しかったというよりプレッシャーでした。彼女たちのまっすぐな視線、純粋さには敵わないと思いながら対峙していました。
戦争という題材を扱ってはいますが、「自分たちの判断でできることをやる」ことで歴史は動くのだ、と考えながら演じました。それは(震災後の)現在、自分の指針として受け止めています。 |
 |
■福士誠治=小泉中尉役
壮大なテーマの作品に参加でき、いつも以上に緊張しました。
現場で目の前で感じたこと、その場の気持ちを大事にして演じました。
作品を観て、自分のシーンに一番心を動かされました。同じ気持ちを皆様に感じてもらえたら嬉しいです。 |
 |
■八千草薫=金原久枝役
(演じた)久枝とは同年代で、思い入れが強い、強すぎるほどの作品になりました。自分自身、心に残る作品になったと思います。ラストシーンは今思い出しても涙が出ます。”役”として演じる以外の何かがありました。芝居ではありませんでした。
今この財宝があったら、被災された方々がどれほど助かるだろうか、と思います。震災の津波の後の姿は戦後の焼け野原と同じようで、またこの映画のことを思い出しました。 |
 |
■浅田次郎=原作
自分にとっては18年前の作品になります。初めて「好きなように書いていいよ」といわれて書いた、思い入れのある作品です。それが今、素晴らしい映画になって嬉しく思います。
戦争というテーマはどんな題材より恐ろしく、書き進めていて「こういう考え方をしていいのだろうか」と考えると手が震え、筆が進まないこともしばしばありました。戦争で亡くなった人たちに対する恐怖と敬意を、この作品で初めて感じました。 |
 |
■佐々部清=監督
足掛け4年、やっとこうして世に出せるところまできて、感無量です。
今の人たちに勇気を感じてもらえるような作品になっていたら嬉しいです。 |